エリオット波動は相場の設計図

FX理論

今までで1番勉強した理論

僕がチャート分析で方向性を判断するのに1番参考にしている理論です。
初めて買った最初で最後?の解説本もエリオット波動ってくらい勉強しました(この本は、難しくて解読できなかった)

ダウ理論の次に勉強するべき理論だと思っていますが、チャートの構造や法則性がある程度分かってきてから何となく理解できてくる感じなので、最初のうちはサラッと頭の片隅に置いておく程度で良いと思います。

最初から深掘りすると、挫折するリスクがあるので程々にしましょう。

ダウ理論がFXの土台と言えるならば、エリオット波動はダウ理論を分解した設計図のような立ち位置だと思います。

エリオット波動は、推進波と修正波でできている

アメリカの会計士・証券アナリストであるラルフ・ネルソン・エリオットが1938年に提唱した相場分析理論です。

エリオット波動wiki

ラルフ・ネルソン・エリオット

基本構造

相場は一定のパターンと集団心理を繰り返しながら変動するという考えで、1つの周期が「5つの推進波」と「3つの修正波」の合計8つの波の構造でできていると考えます。

推進波(上下5波)

  • 第1波 : 底値(天井)からの最初の売り・買いによる上昇・下降
  • 第2波 : 第1波に対する押し目・戻し
  • 第3波 : 最も力強く値幅が出やすいメインの波
  • 第4波 : 第3波に対する調整
  • 第5波 : トレンドの最後の仕上げとなる上昇・下降
推進波

修正波(上下3波)

  • A波・B波・C波 : 推進波のトレンドを打ち消す方向への3つの調整波
修正波

エリオット波動の3原則

エリオット波動を判別する上で破られてはならないとされる基本原則があります。 

  1. 第3波は、第1・3・5波の中で最短にならない 
  2. 第2波は、第1波の始点(安値・高値)を超えて修正しない 
  3. 第4波は、第1波の高値(下降トレンドなら安値)と重ならない(割り込まない)
3波は最短にならない
2波は1波始点を割り込まない
4波始点は2波始点を割り込まない

3原則を満たしていれば、エリオット波動が成立しその後の修正波を予測しやすくなります。ただし、3原則を満たしていても必ずエリオット波動の値動きになるとは限らないので、注意が必要です。

エリオット波動解読は、至難の業

チャートの中で、基本通りのエリオット波動の形になることは殆どないし、完成してから気づくことも大半なので後の祭りになることが多いです。

難しい理由1

カウントをする基準や時間軸によっても人それぞれ違うので解釈が難しい。

難しい理由2

経済指標や介入などで大きなノイズが入り波が延長したり複雑な値動きが起こり波動が見えにくくなる。

難しい理由3

リアルタイムでは、判断が難しく完成した時に気づくことが殆ど。

まとめ

エリオット波動は、ダウ理論をさらに分解した「相場の設計図」のような理論です。

「5つの推進波」と「3つの修正波」の合計8波で構成。波動3原則を満たすことで成立するが実際のチャートでは基準や時間軸によって解釈が分かれやすく、ノイズや複雑な値動きも多いため、ハッキリ言って、エリオット波動を用いてチャートを分析するのは至難の業です。

完成してから気づくことがほとんどなので、「予測の精度を上げるツール」というより、「相場の構造を理解するための枠組み」として活用するのが現実的です。

エリオット波動をトレードに活かす方法

僕のエリオット波動を見つける方法は、カミナリ型のジグザグN波をザックリ見つけるところから始めます。

エリオット波動によるN波動

どの時間軸でも使えます。

ジグザグN波の規模は誰もが認識できる大きさの山谷の形で、基本的に1波と3波が同じ長さになっている所を基準にして見ていきます
(実際5波まで完成してることが多い)。

その形が完成していたら調整に入って転換するか、そのまま伸びていくかどちらかだからです。

3原則の3波は最短にならないってありますが、自分のルールとしてのカウントでは最短ってことが大いにあるので余り気にしていないです

初心者の方に波の判断は、非常に難しいのでN波を探すところから始めるのをオススメします。

みなさんもエリオット波動を参考にしてください。