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N-BOXで楽しむ釣りと車中泊の魅力

車中泊 N-BOX

「いつもの週末が、最高の冒険に変わる」

もし、あなたが釣りを愛し、自由な旅に憧れているなら、ホンダのN-BOXは最高の相棒になるかもしれません。一見すると、街乗りのためのコンパクトな軽自動車。しかし、その内に秘められたポテンシャルは、私たちのアウトドアライフを劇的に豊かにしてくれます。

朝マズメのゴールデンタイムを狙って夜中に出発し、ポイントの目の前で仮眠。日の出と共に竿を出し、釣れたての魚で朝食を。昼は場所を変えて新たな魚種を狙い、夜は満点の星空の下で快適なベッドに潜り込む…。そんな夢のような「釣り車中泊」のスタイルを、N-BOXは驚くほど手軽に、そして快適に実現してくれるのです。

この記事では、なぜN-BOXが釣りと車中泊に最適なのか、その魅力と具体的な活用法を徹底的に解説します。準備やカスタムの方法から、おすすめの楽しみ方、さらには本格的な釣りキャンプ仕様へのステップアップまで。この記事を読み終える頃には、あなたもきっとN-BOXと共に、新たな冒険へと走り出したくなっているはずです。

N-BOXを活用した釣りと車中泊

N-BOXを活用した釣りと車中泊

N-BOXは、私たちの趣味を最大限に拡張してくれる「移動できる秘密基地」です。釣りの機動力を高め、車中泊の快適性を確保する。この二つの要素を高いレベルで両立させることで、これまでのアウトドアの常識を覆すほどの自由と楽しさを提供してくれます。さあ、具体的にN-BOXが持つ力を見ていきましょう。

N-BOXとは

まずは、私たちの冒険の拠点となるN-BOXが、どのような車なのかを深く知ることから始めましょう。日本で最も売れている軽自動車の一つであるのには、確かな理由があります。

N-BOXの特徴と魅力

N-BOXの最大の魅力は、軽自動車の規格内にありながら、それを感じさせない圧倒的な「空間効率」にあります。ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」技術により、燃料タンクを前席下に配置。これにより、床が低く、天井が高い、広々とした室内空間が生まれました。

その主な特徴は以下の通りです。

  1. 軽自動車トップクラスの室内空間: 室内高は140cmもあり、小さなお子さんなら立ったまま着替えができるほど。この天井の高さが、車内で過ごす際の圧迫感を劇的に軽減し、快適な車中泊を実現します。
  2. 多彩なシートアレンジ: 後席は、座面を跳ね上げて高さを確保する「チップアップ機構」と、背もたれを倒して荷室とフラットにつなげる「ダイブダウン機構」を備えています。これにより、背の高い釣り道具から長尺物まで、荷物の形状に合わせて柔軟に積載可能です。
  3. 優れた燃費性能: 釣り場までの長距離移動や、ポイントを探して走り回る際にも、お財布に優しい低燃費(WLTCモードで21.6km/L ※FF車)は非常に大きなメリットです。
  4. 先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」: 全タイプに標準装備された「Honda SENSING」は、衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能など、10以上の機能でドライバーをサポート。特に夜間の移動や慣れない土地での運転が多い釣り車中泊において、この安心感は計り知れません。

これらの特徴が融合することで、N-BOXは「走り」「広さ」「燃費」「安全」のすべてを高い次元で満たした、まさに“スーパーハイトワゴン”の名にふさわしい実力を発揮するのです。

ホンダ N-BOX 主要スペック (3代目・FF車参考値)

項目スペック釣りと車中泊でのメリット
全長3,395 mm狭い漁港や林道でも取り回しが楽。
全幅1,475 mm軽自動車規格で運転しやすい。
全高1,790 mm圧倒的な室内高による開放感。立体駐車場は注意。
室内長2,125 mm車中泊時に足を伸ばせるスペースを確保しやすい。
室内幅1,350 mm大人2人でも横になれる幅。
室内高1,400 mm圧迫感が少なく、着替えや作業がしやすい。
燃費 (WLTC)21.6 km/L長距離移動のガソリン代を節約できる。
最小回転半径4.5 mUターンや駐車がしやすく、ポイントへの接近が容易。

釣りで使うN-BOXの仕様

N-BOXの広大な荷室と多彩なシートアレンジは、釣りという趣味と驚くほど高い親和性を持っています。

まず、後部座席をダイブダウンさせれば、広大でフラットなラゲッジスペースが出現します。ここに大型のクーラーボックスやタックルボックス、バッカンなどを余裕で積むことができます。さらに、助手席まで倒せば、2mを超える長尺のワンピースロッド(継ぎ目のない一本竿)ですら、車内にすっきりと収めることが可能です。

多くの釣り人が悩む「ロッドの運び方」も、N-BOXなら解決策が豊富です。市販のロッドホルダーを天井付近に取り付ければ、複数の竿を傷つけることなく安全に運べます。DIYが得意な方なら、イレクターパイプや100円ショップのアイテムを駆使して、自分だけのオリジナルロッドホルダーを作るのも楽しいでしょう。

また、釣りの後には濡れたウェーダーや汚れたクーラーボックスを積む場面が必ずあります。そんな時でも、N-BOX純正アクセサリーの防水ラゲッジトレイや、社外品のラバーマットを敷いておけば、車内を汚す心配がありません。掃除も簡単で、いつでもクリーンな状態を保てます。この「汚れを気にしなくていい」という精神的な余裕が、釣りを一層楽しくしてくれるのです。

N-BOX釣りと車中泊におすすめのロッドホルダー

N-BOXにおすすめのロッドホルダー

釣り仕様へのカスタマイズの第一歩として、多くの人が導入するのが「ロッドホルダー」です。大切なロッドを安全かつスマートに運び、車内空間を有効活用するための必須アイテムと言えるでしょう。ここでは、手軽な純正品と、アイデア次第で無限に広がる自作ホルダーについて詳しく解説します。

純正ロッドホルダーの利点と取り付け方法

ホンダの純正アクセサリーを扱う「A-Collect」からは、N-BOX専用設計のロッドホルダーが販売されています。

利点:

  • 完璧なフィッティングと安全性: 車両の設計段階から考えられているため、見た目の美しさ、取り付けの確実性は抜群です。走行中のガタつきや異音もほとんどなく、万が一の事故の際にも乗員への影響が最小限になるよう配慮されています。
  • 簡単な取り付け: 車両に既設されているユーティリティナットなどを利用して取り付けるため、車に穴を開けるなどの加工は一切不要です。説明書通りに進めれば、誰でも簡単に取り付けることができます。
  • ディーラーでのサポート: 取り付けに自信がない場合でも、ホンダのディーラーに依頼すれば確実に取り付けてもらえます。保証が付いているのも安心できるポイントです。

取り付け方法(一般的な例):

  1. 部品の確認: まずは同梱されている部品がすべて揃っているか確認します。
  2. ベースキャリアの取り付け: 車両のCピラーやDピラー上部にあるユーティリティナットのキャップを外し、そこにベースキャリア(バー)をネジで固定します。
  3. ロッドホルダー本体の装着: 取り付けたベースキャリアに、ロッドを掛けるホルダー部分をスライドさせてはめ込み、任意の位置で固定します。
  4. 最終確認: 全てのネジがしっかりと締まっているか、ホルダーがガタつかないかを確認して完了です。

価格は2万円~3万円程度と、自作に比べれば高価ですが、その価値は十分にあります。特に、小さなお子様を乗せる機会がある方や、DIYが苦手な方には、安全・安心の純正品が最もおすすめです。

100均で作る自作ロッドホルダーのアイデア

「コストを抑えたい」「自分だけのオリジナルなホルダーが作りたい」という方には、100円ショップのアイテムを活用した自作がおすすめです。安価で手軽に試せるアイデアを3つご紹介します。

アイデア1:超簡単!突っ張り棒&S字フック(or 洗濯ばさみ)ホルダー 最も手軽で、多くのN-BOXユーザーが実践している方法です。

  • 材料:
    • 突っ張り棒(車幅に合う長さのもの)× 2本
    • S字フック or クッション付きの竿ばさみ × ロッドの本数分
    • 滑り止めシート(あれば尚良し)
    • 結束バンド
  • 作り方:
    1. N-BOXの後部座席のアシストグリップ(手すり)間に、突っ張り棒を2本、前後に渡します。この時、滑り止めシートをアシストグリップに巻いておくと、より強力に固定できます。
    2. 渡した突っ張り棒に、S字フックや竿ばさみをロッドの間隔に合わせて取り付けます。S字フックが動いてしまう場合は、結束バンドで軽く固定すると良いでしょう。
    3. ロッドのグリップ側とティップ(穂先)側を、それぞれフックや竿ばさみに掛ければ完成です。

総工費は1,000円以下 走行中にロッドが揺れる場合は、100均で売っているマジックテープ式のロッドベルトで束ねると安定します。

アイデア2:アシストグリップ活用!ロッドベルト固定ホルダー これも非常にシンプルな方法です。

  • 材料:
    • カー用品店や釣具店で売っているロッドベルト(マジックテープ式のもの)× 2セット
  • 作り方:
    1. 運転席・助手席の頭上にあるアシストグリップと、後部座席のアシストグリップに、それぞれロッドベルトを通します。
    2. ベルトの輪っか部分にロッドを通し、マジックテープで固定するだけです。
    3. 天井に沿うようにロッドを固定できるため、頭上空間を圧迫しません。

アイデア3:本格派!イレクターパイプDIYホルダー もう少し本格的で頑丈なものが欲しいという方向けです。

  • 材料:
    • イレクターパイプ(または類似の樹脂コーティングパイプ)
    • 各種ジョイントパーツ
    • パイプカッター
    • (必要に応じて)スポンジチューブやクッション材
  • 作り方:
    1. N-BOXのユーティリティナットを活用して、土台となるパイプを車体の左右に固定します。
    2. 左右の土台に、ロッドを渡すための横バーとなるパイプをジョイントで接続します。
    3. ロッドを置く部分に、U字型のジョイントを取り付けたり、パイプに切り込みを入れたりして、ロッドが収まる溝を作ります。傷防止のためにクッション材を巻くと完璧です。

設計の自由度が高く、自分の理想のロッドホルダーを追求できます。ホームセンターで材料を揃え、じっくりと作り上げるのも釣りの楽しみの一つです。

項目純正ロッドホルダー100均 自作ロッドホルダー
コスト高い(2~3万円程度)非常に安い(数百円~数千円)
取り付け簡単(説明書通り)簡単~やや難しい(アイデア次第)
見た目スマート、統一感がある手作り感があるが、工夫次第で◎
安定性・安全性非常に高い工夫が必要(走行中の揺れ対策など)
自由度低い(決まった形)非常に高い(自由に設計可能)
おすすめな人DIYが苦手な人、子供を乗せる人、見た目を重視する人コストを抑えたい人、DIYが好きな人、オリジナリティを求める人

N-BOXを利用した釣りと車中泊の準備

N-BOXを利用した車中泊の準備

N-BOXという最高のベース基地を手に入れたら、次は快適な寝床作りのステップです。少しの工夫とアイテムで、車内は驚くほど快適なプライベート空間に変わります。

基本的な車中泊のアイデア

N-BOXで車中泊をする際の基本は「フルフラット化」です。手順は非常にシンプル。

  1. 前席(運転席・助手席)のヘッドレストを取り外します。
  2. 前席を一番前までスライドさせます。
  3. 後部座席をダイブダウンさせて荷室をフラットにします。
  4. 前席の背もたれを後方へ完全に倒します。

これで、広大な就寝スペースの土台が完成します。しかし、このままではシートの凹凸が体に当たり、快適な睡眠は得られません。ここで重要になるのが「段差解消」です。

最も手軽なのは、隙間にタオルやクッションを詰め、その上に厚手のキャンプマット(インフレーターマットがおすすめ)を敷く方法です。これだけでも寝心地は格段に向上します。予算に余裕があれば、N-BOX専用設計の段差解消マットやベッドキットを利用すると、まるで自宅のベッドのような完璧なフラット空間を作り出せます。

車中泊 基本の持ち物チェックリスト

カテゴリー必須アイテムあると快適なアイテム
寝具・寝袋(シュラフ)
・キャンプマット
・枕
・ブランケット
・アイマスク、耳栓
目隠し・サンシェード(全窓分)
・カーテン
・自作の目隠しパネル
照明・LEDランタン(メイン用)
・ヘッドライト(作業用)
・フェアリーライト(雰囲気作り)
快適化・ポータブル電源
・小型扇風機 or サーキュレーター
・スマートフォンホルダー
・電気毛布(冬)
・ポータブル冷蔵庫
衛生・歯ブラシセット
・ウェットティッシュ
・ゴミ袋
・ポータブルトイレ
・ドライシャンプー
安全・スマートフォンの充電器
・緊急用の連絡先メモ
・防犯ブザー
・ドライブレコーダー(駐車監視機能付き)

N-BOX車中泊のカスタム方法

基本的な装備が揃ったら、次は「自分だけの城」を作り上げるカスタムの世界へ。N-BOXはカスタムパーツが豊富なため、初心者から上級者まで、自分流のアレンジを楽しむことができます。

ベッドキットの選び方

車中泊の快適性を劇的に向上させるアイテムが「ベッドキット」です。これは、車内に骨組みを設置し、その上にマットを敷くことで、完全にフラットで高さのあるベッドスペースを作り出す製品です。

メリット:

  • 完璧なフラット空間が手に入る。
  • ベッド下に広大な収納スペースが生まれる。釣り道具や着替えなどを整理して収納できる。

デメリット:

  • 価格が比較的高価(5万円〜)。
  • 設置・撤収に多少の手間がかかる。
  • ベッドの高さ分、室内の高さが低くなる。

選ぶ際のポイントは、「素材」「設置の容易さ」「収納性」です。素材は、汚れに強く手入れが簡単な「レザー調」と、肌触りが良く温かみのある「パンチカーペット」が主流です。頻繁に設置・撤収を繰り返すスタイルなら、工具不要で組み立てられるモデルが良いでしょう。また、ベッド下の収納スペースの高さも重要なチェック項目です。自分が収納したいコンテナボックスなどが入るか、事前に確認しましょう。

N-BOX用ベッドキット比較のポイント

比較項目レザー調パンチカーペット調DIY
特徴汚れに強く、拭き掃除が容易。高級感がある。肌触りが良く、滑りにくい。温かみのある内装になる。自由な設計が可能。コストを抑えられる。
メリット釣りの汚れや食べこぼしも安心。寝心地が良く、冬でも冷たさを感じにくい。世界に一つだけのオリジナルベッドが作れる。
デメリット夏場は蒸れやすい場合がある。ホコリやゴミが絡みやすい。設計や製作に手間と技術が必要。強度の確保が重要。
価格帯比較的高価レザー調よりやや安価な傾向材料費のみ(数千円〜)
おすすめ釣りや食事など、汚れやすい使い方をする人。快適な寝心地を最優先する人。DIYが得意で、自分だけの空間を作りたい人。

収納・収納グッズの活用法

N-BOXの空間を最大限に活かす鍵は「収納」にあります。特に「デッドスペース」になりがちな天井や側面の活用がポイントです。

  • 天井収納: 市販のルーフキャリアバー(アシストグリップに取り付けるタイプ)を設置し、そこに収納ネットを張れば、軽量なブランケットや衣類、タオルなどを収納するのに便利です。
  • サイド収納: ウィンドウ部分に専用のストレージパネルを取り付ければ、小物類を整理するスペースが生まれます。
  • 100均グッズの活用: 突っ張り棒を渡してS字フックで小物を吊るしたり、メッシュケースを使って細かなギアを分類したりと、アイデア次第で収納力は無限に広がります。シートの裏にマジックテープでポケットを取り付けるのも定番のテクニックです。

コンテナボックスの活用法

釣り車中泊において、最強の収納アイテムとも言えるのが「コンテナボックス」です。特に人気なのが、頑丈でデザイン性も高い「トランクカーゴ」などの製品です。

これらを活用するメリットは多岐にわたります。

  1. カテゴリー別収納: 「釣り具」「調理器具」「衣類」「食料」など、コンテナごとに中身を分けておけば、必要なものを探す手間が省け、車内が散らかりません
  2. 空間の有効活用: 同じ製品で揃えれば、綺麗にスタッキング(積み重ね)ができ、縦の空間を無駄なく使えます。
  3. テーブルや椅子として: 頑丈なコンテナボックスは、蓋を閉めればローテーブルやスツールとしても活躍します。車外でのちょっとした休憩や調理に非常に便利です。
  4. 持ち運びの容易さ: 自宅での準備や片付けの際も、コンテナごと持ち運べるため非常にスムーズです。

N-BOXの荷室にシンデレラフィットするサイズを見つけ、テトリスのように組み合わせて配置を考えるのも、また一つの楽しみと言えるでしょう。

N-BOXでのおすすめ釣り車中泊スポット

N-BOXでのおすすめ釣りスポット

N-BOXの機動力を活かせば、これまでアクセスが難しかったポイントにも足を踏み入れることができます。ここでは特定の地名ではなく、N-BOXの特性に合った釣り場の種類をご紹介します。

堤防釣りのすすめ

初心者からベテランまで、誰もが手軽に楽しめるのが堤防釣りです。アジ、サバ、イワシ、カサゴなど、季節によって様々な魚を狙うことができます。

多くの漁港や海釣り公園は道が整備されていますが、人気の釣り座近くの駐車スペースは道が狭いことも少なくありません。そんな時、N-BOXのコンパクトなボディと4.5mという最小回転半径は絶大な威力を発揮します。対向車とのすれ違いやUターンも楽々こなせ、ストレスなくポイントにアプローチできます。車中泊を組み合わせれば、場所取りが激しい人気堤防でも、一番乗りで最高のポジションを確保することが可能です。

湖や川での車中泊釣り

静かな自然の中でじっくりと魚と向き合いたいなら、湖や川での釣りがおすすめです。ブラックバスやトラウトフィッシング、冬のワカサギ釣りなど、魅力的なターゲットが待っています。

こうしたフィールドでは、車中泊が許可されているキャンプ場やRVパークが近くにある場合も多く、安心して夜を明かすことができます。朝もやのかかる湖畔で、N-BOXのバックドアを開け、コーヒーを飲みながらタックルを準備する時間は、何物にも代えがたい至福のひとときです。未舗装の林道を通ることもあるため、急なハンドル操作は避け、ゆっくりと安全運転を心がけましょう。

N-BOXでの釣り車中泊の楽しみ方

N-BOXでの釣り車中泊の楽しみ方

道具と場所の準備が整ったら、いよいよこの最高の組み合わせを心ゆくまで楽しみましょう。

釣りと車中泊の組み合わせ

この二つが組み合わさることで生まれるメリットは計り知れません。

  • 時間を制する: 魚の活性が最も高まる「朝マズメ」「夕マズメ」のゴールデンタイムを逃しません。前日から現地入りして車中泊すれば、アラームをかけて数分で釣りを開始できます。
  • 天候に左右されない: 釣りは天候との戦いでもあります。急な雨や強風に見舞われても、N-BOXという快適なシェルターにすぐに避難できます。雨が止むのを待ってコーヒーを飲んだり、次の作戦を練ったりと、悪天候すら楽しむ余裕が生まれます。
  • 無限の機動力: 「今日はここの食いが悪いな」と感じたら、すぐに荷物をまとめて次のポイントへ移動。N-BOXは、フットワークの軽い「ランガンスタイル」を強力にサポートします。
  • 究極の贅沢「釣りたて飯」: ポータブル電源とIHクッキングヒーター、小型のフライパンがあれば、釣ったばかりの新鮮な魚をその場で調理できます。アジの塩焼き、メバルの煮付けなど、最高の景色を眺めながら味わう一皿は、どんな高級レストランにも勝るご馳走です。

女子でも安心の車中泊装備

近年、ソロで釣りや車中泊を楽しむ女性も増えています。N-BOXは運転しやすく、女性にも人気の車種ですが、安全・快適に過ごすためにはいくつかのポイントがあります。

安全対策は万全に:

  • 完全な目隠し: 外から中の様子が一切わからないように、全窓をサンシェードやカーテンでしっかり覆いましょう。「中に人がいるかどうか」を分からなくすることが、最も基本的な防犯対策です。
  • ドアロックの徹底: 車から離れる時はもちろん、就寝時も必ずすべてのドアをロックしましょう。スマートキーの機能で、車内から施錠・解錠できることを確認しておくと安心です。
  • 駐車場所の選定: なるべく管理人がいるRVパークやオートキャンプ場を選びましょう。道の駅などで仮眠する場合は、トイレや照明の近くなど、人の目がある場所に停めるのがおすすめです。
  • 防犯グッズ: 窓を少し開けて寝る場合は、防犯センサーやブザーを設置しておくと、万が一の際に役立ちます。

快適装備でストレスフリーに:

  • トイレ問題: 女性にとって一番の悩み。携帯トイレ(凝固剤タイプ)を用意しておけば、夜中にわざわざ外のトイレに行く必要がなく安心です。
  • プライバシーの確保: 着替えやメイクは、カーテンを閉め切った車内で行います。LEDライト付きのミラーがあると、暗い車内でも快適に身支度ができます。
  • 衛生用品: 水を使わずに髪や体を清潔に保てるドライシャンプーやボディシートは必需品です。

N-BOXによる本格的な釣り車中泊キャンプ

N-BOXによる本格的な釣りキャンプ

N-BOXでの釣り車中泊に慣れてきたら、次はより快適で長期滞在も可能な「本格仕様」へのステップアップも視野に入ってきます。

車中泊仕様のN-BOX改造案

さらなる快適性を求めるなら、電装系の強化は避けて通れません。

  • サブバッテリーシステム: 車両のメインバッテリーとは別に、電装品専用のバッテリーを搭載するシステムです。エンジンを停止した状態でも、冷蔵庫や照明、PCの充電などを気兼ねなく長時間使用できます。走行中に自動で充電されるため、非常に効率的です。設置には専門知識が必要なため、プロの業者に依頼するのが一般的です。
  • 大容量ポータブル電源: サブバッテリーよりも手軽に導入できるのがポータブル電源です。容量にもよりますが、数泊分の電力は十分に賄えます。家庭のコンセントや走行中のシガーソケット、ソーラーパネルからも充電可能です。
  • FFヒーター: 冬の車中泊における最強のアイテム。ガソリンをわずかに消費して稼働する暖房器具で、一晩中つけっぱなしでも燃料消費は1リットル程度。エンジンをかける必要がなく、静かで安全に車内を暖められるため、厳冬期の釣りには欠かせません。これも設置は専門業者への依頼が推奨されます。
  • 断熱処理: 夏の暑さ、冬の寒さを和らげるために、天井や壁、床に断熱材を入れるカスタムも有効です。車内の温度変化が穏やかになり、冷暖房の効率もアップします。

状況に応じた運転と駐車のコツ

行動範囲が広がると、様々な道路状況や駐車環境に遭遇します。

  • 運転のコツ: 砂利道や未舗装路では、速度を落とし、ハンドルを急に切らないように注意しましょう。ぬかるみにはまってしまうと軽自動車では脱出が困難な場合もあるため、無理な進入は禁物です。また、多くの荷物を積んでいると車の重心が高くなるため、カーブではいつも以上に速度を落とすことを意識してください。
  • 駐車のルールとマナー: 車中泊で最も重要なのが駐車場所の選定です。近年、一部の心ない利用者のせいで、道の駅や公共駐車場での車中泊が問題視されています。「車中泊が許可されている場所」で過ごすのが大原則です。
    • RVパーク: 日本RV協会が認定する車中泊施設。電源設備やゴミ処理、トイレが完備されており、安心して利用できます。有料ですが、その価値は十分にあります。
    • 湯YOUパーク: 全国の温泉・温浴施設が駐車場を車中泊スペースとして提供しているシステム。温泉を楽しんだ後、そのまま車中泊できるのが魅力です。
    • 道の駅・SA/PA: これらはあくまで「休憩施設」であり、宿泊施設ではありません。長時間の滞在や、テーブル・椅子を広げてのキャンプ行為は絶対にやめましょう。あくまで「仮眠」にとどめるのがマナーです。

常に周囲への配慮を忘れず、ゴミは必ず持ち帰る、アイドリングはしないなど、マナーを守ってこそ、持続可能な釣り車中泊が楽しめるのです。

N-BOXと釣りと車中泊まとめ

N-BOXを使った釣りと車中泊の楽しみ方

ホンダN-BOXは、軽自動車という枠組みを超え、私たちのアウトドアライフに革命をもたらす可能性を秘めた、最高の「遊びの道具」です。

その圧倒的な室内空間は快適な寝室となり、工夫次第で無限に広がる収納力は頼れるギア庫となります。優れた燃費と安全性能は、私たちを安心してまだ見ぬフィールドへと導いてくれるでしょう。

基本的な装備から始めて、少しずつ自分流にカスタムを加えていく。試行錯誤を繰り返しながら、自分だけの「移動できる秘密基地」を育てていく過程そのものが、この趣味の醍醐味なのかもしれません。

平日も頼れるパートナーとして街を走り、週末は冒険の相棒として大自然へと繰り出す。N-BOXが一台あれば、そんな理想のライフスタイルが手に入ります

さあ、次の休みはN-BOXのキーを手に、お気に入りの釣り竿を積んで、自由気ままな旅に出てみませんか?きっと、これまで知らなかった新しい世界の扉が開くはずです。